ハノンと呼ばれる教本の冒頭にいくつものリズム練習の型が載っています。
ここではその中から特に重要だと思うものを抜粋しリズム練習の方法を教えます。
リズム練習とは簡単に言えば、元々のリズムを一時的に異なったリズムに変えて練習することです。
言葉では表しにくいので以下の例をご覧ください。
例えばこんなフレーズがあったとします。
そこでこのフレーズをリズム練習の最も基本的な『付点』で練習してみます。
楽譜で表すとこんな感じになります。
元々がタタタタタタタタ、付点にするとタータタータタータタータになります。
次に『逆付点』です。
『付点』と音符を置く場所が逆になっているだけです。
楽譜で表すとこんな感じになります。
元々がタタタタタタタタ、付点にするとタタータタータタータターになります。
最後にスタッカートで弾きます。短くきって弾く「・」←こんな記号ありますよね?
それをすべての音に加えて弾きます。
スタッカートでの練習はリズム練習が一通り終わった後に数回行ってください。
以上です。
音が変わってもリズムは一緒です。戸惑うことはありません。
このリズム練習は簡単な曲から難曲までどんな曲にでも応用が出来ます。
ピアノの練習方法の基本ですので絶対に忘れないようにしてください。
design テンプレート